福島県郡山市で、セミオープンシステムを導入し、
安全に出産できる環境を提供する「医療法人 桜井産婦人科医院」

教えて!桜井先生!

桜井産婦人科

がん

卵巣がん

卵巣がんはごく初期にはまったく無症状ですから、早期発見がきわめてむずかしく、お腹の中で静かに進行するので、発見されたときに6~7割の患者さんは既にかなり進行した状態なのです。
少しでもお腹の膨満感等があれば、恥ずかしがらずに婦人科受診をお勧めします。
治療は徹底的に行わないと、治療後すぐに「再発」という現実に直面します。
が予後に大きな影響を与える病気です。

症状 お腹の膨満感
原因 遺伝的な素因が疑われるものがあります。
治療法 初期治療の程度(抗がん剤・手術など)
予防法 「赤ちゃんをたくさん産むこと」もしくは「ピルの内服」

子宮頸がん

子宮の奥の方(あかちゃんを宿る部分)にできる子宮体がんに対し、子宮の入り口(あかちゃんが出てくる部分)にできるがんを子宮頸がんといいます。
早期には出血などの自覚症状がほとんど無いため甘く見られがちな病気ですが、前がん病変である高度異形成や上皮内がん(=0期)の段階であれば、日帰りで円錐切除(子宮の大部分を温存する治療)をし、後に妊娠・出産も可能です。

症状 早期には出血などの自覚症状がほとんど無い
原因 セックス等により男性から持ち込まれるヒトパピローマウィルス
治療法 進行により違います。手術など。
予防法 ワクチンの接種  検診など

子宮体がん

子宮の入り口(あかちゃんが出てくる部分)にできるがんを子宮頸がんに対し、子宮の奥の方(あかちゃんを宿る部分)にできるがんを子宮体がんといいます。
妊娠・出産経験の少ない閉経前後の女性に多いため、少子・晩婚化の近年の日本では急増しています。
不正出血により偶然発見されることがあります。
進行するとかなり大規模な手術、場合により抗がん剤治療が必要となる怖い病気です。
心当たりのある方は早期に検査・・・経膣超音波検査と細胞診±組織診を受けてみましょう。

症状 不正出血により偶然発見されることがあります。
原因 少子・晩婚化など
治療法 進行するとかなり大規模な手術、場合により抗がん剤治療が必要
予防法 「赤ちゃんをたくさん産むこと」もしくは「ピルの服用」